ロープ高所作業は、ロープで命を支えます。
ロープとそれを支える場所が堅固で安定していないと、怖くて作業どころではありません。
足場作業でも、その日の作業前には点検が必要ですが、ロープ高所作業でも点検が大事です。
点検についても、安衛則に規定されています。
【安衛則】
(作業開始前点検)
第539条の9
事業者は、ロープ高所作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、メインロープ等、
要求性墜落制止用器具及び保護帽の状態について点検し、異常を認めたときは、直ちに、補修し、
又は取り替えなければならない。 |
ロープ高所作業を行うときは、作業前に安全が確保されているかを確認する必要があります。
ロープ高所作業を行うときは、その日の作業を行う前に、点検しなければなりません。
点検する箇所は、次のとおりです。
・メインロープ、ライフライン、身体保持器具、接続器具など
・安全帯(要求性墜落制止用器具)、保護帽など保護具
・ロープ取り付け箇所、作業箇所など
もし以上があったときは放置してはいけません。必ず補修したり、道具であれば取り替えましょう。
ロープ高所作業は、特別教育や作業時の決まりなど、徐々に設備されてきています。
需要が一気に増えるかというと不明ですが、実施する際には守るべきこと、作業者の命を守るための準備が大切になりますので、最低限これらの法規制は守りたいものです。
まとめ。
【安衛則】
第539条の9
ロープ高所作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、メインロープ等、要求性墜落制止用器具及び保護帽の状態について点検しなければならない。 |